安定することこそ不安定?

安定すると 安心できる。

このままずっと ここに居たいって ほっとするんです。

 

こんにちは。

みんみです。

 

常に動き続け 変わり続けている世の中。

全てのものに 始まりがあって 終わりがあって。

永遠に続くものなんて 何もない世界の中で

安定を求めるってどういうことなんだろう?

 

例えば 船で海に出て

その船が 高くなったり低くなったりする波に乗らない船だったら。

 

その船は 一定の高さで固定されていて揺れないから 最初はどっしりとしていいと思うかもしれない。

 

波がある一定の高さのうちはそれでいい。

でも もし波が高くなったり 低くなったり 想定の幅を超えちゃったら・・・?

 

水がなければ船は浮いてられないし 水位が高すぎれば 船は水の中に埋もれてしまう。 船が高さを水位に合わせて変えられない限り 船は安定しない。 

 

船は不安定に高さを変えることによって 船自体を安定させているのだね。

 

安定したいということは 変化のないところにいたいというのと同じこと。

でも、変化のないところなんて この世の中には存在しない。

いつも何かが動いて いつも何かが変わっている、そんな中で

安定するということは 取り残されたり 衰退していくのと同じこと。

 

時とともに年をとり 自分の体でさえ 刻一刻と変化し続ける中で

安定しようと思えば 不安定になるしかないという矛盾。

 

人生は海のようで

潮が満ちては引くように、絶えず波があるように、

止まることなく動いている。

穏やかな日があっても 決して止まることはなく。

 

だったら その波をうまく乗り越すしかない。 

 

揺れ動く波を楽しみ 波が大きければ大きいほど さらなるチャレンジに歓喜する。

サーファーのように。

 

私は 変化するのは怖いし 波が大きければ大きいほど嬉しいなんて言えない。

けど 波は来る、止まらない。

だから ちょっと勇気を出して 波を楽しんでみよう。