旅にでたら 自分が見つかるの?

旅に出よう、自分を探しに。。。

 

こんにちは。

みんみです。

 

昨日の頭痛も 今日は頑張らずに 目覚ましかけずに

いつもより遅くまで寝てたら 良くなっちゃいました。

今日は秋晴れ、気持ちのいい一日。

こういう日は 気分もポジティブになっちゃうから 私ってやっぱり単純だな。

 

毎日、 お天気だったり 体調だったり

何か 周りの人の気分だったり、

ちょっとしたことで コロコロ変わる自分。

 

それに加えて いつも我慢の積み重ねで 

何が好きかさえ分からなくなっちゃうような、

自分を見失ったような。

 

そんな時に 目に入ってくるのが 「自分探しの旅に出よう!」って フレーズ。

 

昔はね、 そうなのか、旅に出たら本当の自分が発見できるんだ! って 思ったりもしました。

 

でも 今は あまりそう思わない。

 

旅に出たら 新しい発見があります。

旅に出たら 新しい見識に会えます。

旅に出たら 視野が広がって 違った自分にも会えます。

 

普段、「ふつう」だと思っていることが 普通じゃなくなって

気づくことは たくさんあるし きっと感謝の念も湧いてくる。

思っていたより 勇気のある自分を発掘できるかもしれない。

 

でも 結局 それは そういう状況での そういう自分を 発見したってことで

言ってみれば ただ違うバージョンの自分。

もしかしたら ただ 解放感に浸って自分の都合の良いように解釈してたり

普段の責任感や抑圧から外れて 気が大きくなってるだけかもしれない。

 

それが 本当の自分・・・?

 

これ、こないだどこかで聞いた例えだけれど、

 

孫正義さんを見た時に あなたが思う孫正義さんと あなたの隣にいる人が思う孫正義さんって 全く同じですか?

 

あなたは 孫正義さんを見て 髪の毛後退してるなぁ、って思うかもしれなくて、

あなたの隣の人は そんなに言うほど後退してないじゃん、って思って、

そして 孫正義さん自身は 髪の毛が後退しているのではなく 自分が前進しているのだと言う。

 

髪が後退してる孫さん、 髪が後退してない孫さん、自身が前進している孫さん、

 

どれも孫正義さんだけど どう見るかによって 違う孫さんになっちゃってる。

 

どれもが本当で そして どれもが嘘。

 

結局 自分なんて 不確かなもの。

 

そして たとえ 自分が見つかったように思えても 一分一秒、人って変わりゆくもの。

だから 見つけたと思ったその瞬間、次の出来事で また変わっちゃってるかもしれない。

 

だから 自分探しの旅なんて 必要ないよ。

だって、自分はいつもそこに居るんだから。

 

その時、その瞬間、

自分が何を感じているのか。

 

ただ それだけのシンプルなこと。

 

でも そこで 常識だとか モラルだとか 人の目だとか エゴだとか、

そういうものが加わって ややこしくなってるだけ。

 

ただ 心が躍るか、躍らないか、それだけのことだと思うんだけどな。